SaikaColorTechBlog

渋谷のITベンチャー企業から中小企業に転職したエンジニアの話

Slackを導入するぞい

前職では空気のごとく当たり前に存在していたSlack

いなくなって初めてありがたさが感じるものですね

転職して感じたのが社内電話の多さ。電話はしょっちゅう鳴り響いていて、

「○○さんいますかー?」「今いないのであとで折り返しますー」

みたいなことや、製品名の聞き直しとか全部電話をかけてやりとりしています。

構内放送もあって、電話繋がらないときは社内全体に放送が行き渡っていて最初はだいぶびっくりしました。

電話は基本的に相手の仕事を強制的に中断させてしまいますし、言った言わない、聞き間違え等々の問題があるので、よっぽど緊急性があるときに限って電話を利用するようにして行きたいです。

Slackの料金体系はフリーでもインテグレーションが10個までという制限以外はそこまで不便しない形なのでとりあえずフリーで進めることにしました。

導入の壁

いきなり全社導入じゃ!とかやっても滑るのが目に見えてるので、とりあえずバックオフィスと検査を担当している部署に試しにSlackを導入してみることにしましたが、早速課題が出てきました

個人PCがない社員

社内にはPCがあることはあるのですが、ごく一部の社員が個人用PCを持っているだけで、基本的には共用PCです。

特にロックとかもかけられていないし、誰でも個人宛のメールが読めててすごい・・・

Slackはワークスペースの切り替えはサクサクできますがアカウントの切り替えはそもそもユースケースとして想定していない作りなので、共用PCでSlackをどう使うかが悩ましいです。

ここは開き直って共有用PCには共有用のSlackアカウントを作成して使うことにしました。

メールアドレスがない社員

個人PCを持っていない社員がいることはなんとなく把握していたんですが、個人のメールアドレスも持っていない社員が結構いることが判明。普段の業務でメール使わないから持ってないよって言われると、まぁ確かにとなってしまう。

本当はワークスペースに登録できるメールアドレスのドメインに制限を入れたいところだけれど、一旦そういう場合はgmail使ってもらうことに。

電話のが早い社員

普段PC使わない人からするとタイピングやPCの画面を見るっていうのは結構面倒なことでついつい電話をかけてしまいがちです。

時間はかかりますが、こちらからの連絡はSlackで行い、返信がない場合には電話なり直接会って、Slackにメッセージ入れたので確認お願いしますと連絡を入れてSlackを開いてもらう頻度を徐々に上げてもらい慣れていってもらうしかないです。

導入して数ヶ月

パイロットケース的に導入した検査とバックオフィスとの連絡は100%電話であったものから、急ぎの問い合わせ以外はSlackでされるようになって来ました。

その様子を見て他の部署でもSlack見れるようにしたいとなってきたので少しずつではありますがSlackが浸透して来ました。

Slackの強みであるインテグレーション周りが仕事で活きてくるようになってくると更に便利さがわかって来てもらえると思うので今後はその辺を手を入れていこうと考え中です。